年の瀬が迫る慌ただしい中、今頃になって有馬記念の回顧を書いても誰も読んでくれないことを承知の上、今年いっぱいまでは重賞レース回顧を書こうと決めていたのでアップします。
ただ、時間をかけて書いている割に需要の少ない重賞レース回顧を書いてブログにアップするのは、今年(2016年)で終わりにします。
その代わり、来年(2017年)以降は、予想のためのコンテンツの中にレース回顧を取り入れて行こうと思ってますで、どうぞ宜しくお願いします。
では、有馬記念2016のレース回顧です。
有馬記念2016の「勝ちポジ」予想はこんな予想でした↓
https://e-keiba.com/18455/
期待値重視で本命◎に推した単騎逃げ馬のマルターズアポジーですが、予想の際に感じていたほど内有利な馬場じゃなかったみたいだし、マルターズアポジーの力も思ってたほどじゃなかったようで、思い描いていたような競馬をしながらも2.4秒差完敗。
2016年最後の予想でこの体たらく(苦笑)
ただ、結果的に今の僕には買えない順番での決着だったので、予定してたサトノダイヤモンド本命◎でも馬券はハズしてました。
では、有馬記念2016のレース回顧と次走以降の注目馬です。
有馬記念2016のレース回顧
このレースのレースタイプを地力勝負レースに設定しても実走着順にそれほど大きな影響は出ないけど、内回りコースはスローペースで流れると内が得する傾向で、このレースは極端ではないにしろスローペースで流れたので、このレースのレースタイプをコーナー部内有利(「栄光の競馬新聞」的には「cu」)とした。ただ、やや内有利程度なので、机上で距離ロス換算をするなら、通常の半分で計算するぐらいが丁度良さそう。
有馬記念2016の次走以降の注目馬
サトノダイヤモンド
斤量差が2kgあったのが坂を登り切ってから差し切れた大きな要因ではあるけど、2,3着馬が1枠からほぼロスのない競馬をしたのに対して、この馬は外枠から差す競馬でそれなりの距離ロスがあったのも事実。強い2着馬との力差は、現時点でほぼ互角じゃないかと思う。ただ、まだ中山のゴール前の急坂はこの馬にとって難所みたい。
キタサンブラック
この馬らしいほぼ完璧な競馬をしてタイム差無しの2着は、素直に勝った馬も強かったということで良いんじゃないかと思う。ただ、競馬内容的に死角が無く、どんな天気,競馬場,コースでも安定して走れる走れるのは、勝ち馬よりもこの馬の方。
デニムアンドルビー
脚質的に距離ロスの大きな競馬になりがちなのは仕方ないけど、それにしても距離ロスが大きすぎた。復帰後2戦が好内容だけに、条件さえ合えば勝ち負け可能。
個人的にはサウンズオブアースはもうちょっとやれてもよかったのかなぁ と感じました。6番枠はいいところだと思ったのですが、内で思うようにポジションを変えられなかったのが敗因だったのでしょうか(ダイヤモンドと対比して)。