ステイヤーズSの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:87%
- 複勝:65%
と、少し単荒れ傾向のレースみたいです。
去年のこのレースを圧勝した馬(アルバート)が同じ鞍上(ムーア)で今年も参戦してきました。
圧倒的人気が予想されますが、さて、今年はどうでしょうか?
では、ステイヤーズS2016出走馬の前走チェックコメントと「勝ちポジ」予想です。
ステイヤーズS2016出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
5枠7番ファタモルガーナ(京都大賞典)
直線で左右から挟まれて進路塞がれる不利も、そもそも京都の内有利な軽い馬場で後方から追い込んで勝ち負けできるほどのキレる脚は、この馬には使えない。ポツン最後方の競馬をした時点でジ・エンドだった。
6枠8番モンドインテロ(アルゼンチン共和国杯)
外からの差しが利く馬場で、最内枠から最内回して直線も内目を走って0.2秒差4着。枠が外ならレース内容も結果も良い方に変わってたと思う。
ステイヤーズS2016の「勝ちポジ」予想
馬場はやや内有利で、ペースはスローペース想定です。
「やや内有利な馬場」で「スローペース」ということで、教科書通りなら「勝ちポジ」は「内先行」(「栄光の競馬新聞」的には「US」)なんですが、コースをグルっと2周するマラソンレースなので、距離ロスなく内を回せば差しも届くと思うので、このレースの「勝ちポジ」は「内」(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)と予想します。
本命◎:5枠7番ファタモルガーナ
最近絶不調で、しかも、距離ロスお構い無しで馬群の大外をブン回す強気の競馬をしがちな蛯名騎手騎乗ということで、鞍上としては期待より不安の方が圧倒的に大きいんですけど、この馬が好走していた頃の先行する競馬をしてくれたなら馬券圏内はあるんじゃないかという希望的観測で本命◎指名。エビナさん、どうかコーナーで距離ロスの少ない競馬を心がけて乗ってあげてくださいm(_ _)m
対抗◯:3枠3番アルバート
ヒモ△:6枠8番モンドインテロ
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
【ステイヤーズS】
◎⑧モンドインテロ
○③アルバート
▲⑦ファタモルガーナ
△④タマモベストプレイ
△⑤プレストウィック
単勝◎、馬連◎◯=◎◯▲△△