京王杯2歳Sの過去10年の結果を見てみたら、出走全馬の単・複回収率が、
- 単勝:110%
- 複勝:101%
と、荒れているレースであることが分かります。
近年ずーっとスローペースになっていることが、荒れる大きな要因なのかも知れません。
では、京王杯2歳S2016出走馬の前走チェックコメントと「勝ちポジ」予想です。
京王杯2歳S2016出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェックコメントを書き残していない馬です。
5枠6番ダイイチターミナル(小倉2歳S)
内枠から先行した順馬の競馬で2着。前2走で強い競馬してた割には人気が無かった。
6枠8番レーヌミノル(小倉2歳S)
3~4コーナーの中間で先頭に踊り出て、直線に向いて追い出すと後続を突き放す一方で、残り100mでジョッキーが後ろを振り返る余裕を見せて、ラスト流して耳立ててノーステッキで上がり最速で圧勝。ここでは力が違いすぎた印象。パドックを見る限りおっとりした気性っぽいも、馬体的には距離が伸びるのはプラスって感じじゃない。
コチラ↓のページでレーヌミノルの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/18091/
6枠9番ディバインコード(500万)
スローのUSを不利な大外枠から先行してCC回すロスしてロス無かった2着馬に0.2秒差は実質完勝レベル。ソコソコの好馬体&好歩様の馬。頭高い走法。
7枠11番コウソクストレート(500万)
またノーステッキで上がり最速0.2秒差完勝。直線右手前のまま真っ直ぐ走ったのに好感。新馬も2戦目も馬体は緩い。フットワークGood!
コチラ↓のページでコウソクストレートの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/18091/
8枠12番レヴァンテライオン(函館2歳S)
新馬戦に続いて好スタート。先行して枠ナリに少々外を回らされる距離ロスがありながらも強い2着馬を完封しての0.1秒差1着は、現時点での世代トップスプリンターと言って良いのではないかと思う。このペースでも掛かっていたのが少々心配も、パドックでの歩様大きく柔らかいのでマイルぐらいまでならこなせそうな気はする。
コチラ↓のページでレヴァンテライオンの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/18091/
8枠13番モンドキャンノ(函館2歳S)
勝った馬が強かった。このペースでも前半掛かってただけに、距離が伸びるのは少々心配も、キンシャサノキセキ産駒らしい綺麗なフットワークで個人的に好みの馬。
コチラ↓のページでモンドキャンノの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/18091/
京王杯2歳S2016の「勝ちポジ」予想
馬場は内外フラットで、ペースは平均ペース想定です。
「内外フラットな馬場」で「平均ペース」ということで、「勝ちポジ」は「地力勝負」(「栄光の競馬新聞」的には「力」)と予想します。
今年は地力上位の馬がフツーに結果を出して大して荒れないんじゃないかと思います。
本命◎:7枠11番コウソクストレート
非常にバランスの良いフットワークをする馬。予定通りの中1週。まだレースでステッキを入れて追われた経験がないので、実際に追われて上のギアがあるのかどうか分からないけど、もし上のギアがあるとしたら、この相手でも十分勝負できる。
対抗◯:6枠8番レーヌミノル
単穴▲:5枠7番タイムトリップ
惑星☆:6枠9番ディバインコード
ヒモ△:8枠12番レヴァンテライオン
ヒモ△:8枠13番モンドキャンノ
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。