さあさあ、いよいよ2016年も競馬の祭典、東京優駿日本ダービーです。
「1年は、ダービーに始まり、ダービーに終わる」と言われていますけど、僕もまさにそうです。
大げさでも何でも無く、僕の1年は、日本ダービーに始まり、日本ダービーに終わります。
だからこそ、日本ダービーは、1年で最も当てたいレースです!
なお、予想のお供にコチラ↓の「日本ダービー2016最終番付と全ステップレースまとめ」もどうぞ!
https://e-keiba.com/16266/
では、日本ダービー2016出走馬の前走チェックコメントと「勝ちポジ」予想です。
日本ダービー2016出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェクコメントを書き残していない馬です。
1枠1番ディーマジェスティ(皐月賞)
大外枠から外にヨレるようなスタートで後方からの競馬。この馬向きの力の要る馬場で、更にハイペースになったことで、大外枠から外を回して差す競馬をするこの馬にとって、全ての条件が整って「どうぞ勝ってください」と言っているような競馬になって完勝で1冠目制覇。このレースだけ見ると、更にこの馬の適性にマッチしていそうなダービーもこの馬で仕方ないと思いそうも、このレース以上の条件が揃うことはサスガに無いと思うので、ダービーでは差は縮まると思うし、条件によっては逆転されても全然驚かない。
コチラ↓のページでディーマジェスティの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/17283/
2枠3番マカヒキ(皐月賞)
パドック気配が素晴らしかったので、デキも素晴らしく良かったんだと思う。相変わらずスタート遅めで二の脚遅く後方からの競馬も、ハイペースの外差し有利な流れになったことで、この馬にとっては棚からボタ餅的な感じの競馬で2着。前走,今走とラッキーが続いた。
コチラ↓のページでマカヒキの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/17277/
2枠4番レインボーライン(NHKマイルC)
不利な大外枠も、ペースが速まったことで距離ロスも少なく、差し馬有利な流れになったのもこの馬にとって良かった。
3枠5番エアスピネル(皐月賞)
ペースが速くなって前走掛かってたこの馬にとって競馬はしやすかったと思うけど、サスガに本質的にマイラーのこの馬にとっては厳しかった。マイル路線なら本命候補も、次走、夢を追ってダービーに出走するとのことで、余程のことがない限り、善戦止まり競馬になるんじゃないかと思う。
3枠6番アグネスフォルテ(京都新聞杯)
あすなろ賞4着→大寒桜賞2着→はなみずき賞は実質1着→このレース2着からも、オープン勝ち程度のレベルにはあるように思う。
4枠7番ロードクエスト(NHKマイルC)
いつも通り出遅れ。後方から追い込む競馬も、ペースが速かったので馬群の外を回す距離ロスも大きくなくて、差し馬有利な流れを直線全開に追えての2着は、逃げ切り勝ちの勝ち馬が強すぎた。
4枠8番サトノダイヤモンド(皐月賞)
相変わらずゲート内でジッとして好スタート切るも、内外の各馬が速めに行くのを見て控えて中団からの競馬。勝ち切っても不思議じゃない競馬だったけど、このレースに関しては、更に後ろのポジションで競馬した上位2頭に分があった。それでもシッカリ3着を確保したし、ここを使って大幅な上積みが見込める次走、大目標の日本ダービー制覇に向けて視界良好じゃないかと思う。
コチラ↓のページでサトノダイヤモンドの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/17280/
5枠9番マウントロブソン(皐月賞)
前走同様、押して出して行って好位からの競馬。最も厳しい競馬をしたリオンディーズに次ぐ厳しい競馬をしながら、0.7秒差の6着はかなり立派。条件次第ではダービーでの上位入線も十分考えられる。
5枠10番スマートオーディン(京都新聞杯)
後方からBEブン回して1着は、このメンバーでは力が違った印象。2着馬の3走前の大寒桜賞をモノサシにすれば、青葉賞2着のレッドエルディストの方が上の評価になる。ダービーは厳しいかな?
6枠12番リオンディーズ(皐月賞)
好スタート決めて馬も行く気で掛かり気味に2番手からの競馬。逃げ馬を壁にしていたのを向こう正面で逃げ馬の外に出したことで馬が行く気になって一気にペースが上がって早々に先頭に立って逃げる形に。結果的に早めに逃げ馬を交わしてしまったことが敗因で、3コーナーまで逃げ馬の後ろでジッとすることができていれば、この馬の脚も溜っていただろうし、勝ち時計も1秒ほど遅くなっていたハズで、ゴールまで後続に差されることは無かったと思う。ただ、これだけのペースで逃げていながら、直線で外にヨレて3,4着馬に迷惑は掛けたけど、最後まで左手前のまま走り通していたし、これだけの厳しい競馬をして0.5秒差4着入線は逆に凄い!名トレーナー&名ジョッキーコンビだけに、必ずやダービーに向けて対策を講じるハズ。
7枠13番レッドエルディスト(青葉賞)
4コーナーを回ってきた時のポジションではサスガに届かないと思ったけど、そこから怒涛の追い込みで2着に。勝ち馬も強かったけど、この馬も強い競馬。今年はメンバーレベルも高かったし、本番でも無視できない。
7枠14番ヴァンキッシュラン(青葉賞)
ゲートが開くのをジッとして待ってゲートが開いたらスッと出る。ゲートに問題がないのはかなりのアドバンテージも、直線でムチを入れたら内にモタれるのは問題アリ。ハイアーゲームのレースレコードに0.1秒差まで迫る好時計で、2着馬に0.2秒,3着以下に0.7秒の大差を付けての圧勝は非常に強い競馬。今年はメンバーレベルも高かったし、本番でも無視できない。
7枠16番ブレイブスマッシュ(NHKマイルC)
外枠発走も、ヨコテンさんがコーナーまでに上手く内に潜り込んで、この馬にとって絶好の競馬をしたように思えたけど、直線残り300m過ぎに前が開いて追い出すも、思ったよりも伸びてこなかった。
7枠17番プロフェット(皐月賞)
パドック気配良く、もっと走っても良さそうな感じやけど・・・
7枠18番プロディガルサン(青葉賞)
上位2頭が強すぎた。
日本ダービー2016の「勝ちポジ」予想
まずは東京の馬場傾向ですが、土曜日のレースを見る限り、Cコース替わりもあって、標準的な東京コースといった感じでした。内外で有利不利はなくフラットで、ペースによって有利不利が変化する(「勝ちポジ」が変わる・レースタイプが変わる)感じです。
続いてペースですが、過去10年ではオークス同様、ペースが流れるのがダービーの特徴です。メンバー的に考えても、今年もペースは流れると予想します。平均ペース想定です。
「内外フラットな馬場」で「平均ペース」ということで、このレースの「勝ちポジ」は「地力勝負」(「栄光の競馬新聞」的には「力」)と予想します。
ここで余談ですけど、特大馬券をGET!したいなら、ペースが緩む(スローペースになる)と決め付けて「勝ちポジ」予想をするのもアリです。
今年のダービーををスローペースで予想すると・・・どうですか?人気馬を軒並み嫌いたくなりませんか?
ということで、僕もこのレースがスローペースになると決めつけた予想もして、ヒッソリと特大馬券を小銭で買ってみようかな?と、今、この記事を書いていて思いました(笑)
東京の2400m戦で内外フラットな馬場で地力勝負になれば、真の力が無いと厳しいと思ってる派なので、今年のダービーは、真に力がある馬を上位に取りたいと思います。
本命◎:4枠8番サトノダイヤモンド
日本ダービーを勝つために逆算してレースを使われ、そして調整されてきた馬。あくまでもダービーへのステップレースとして割りきって休み明けで使われた皐月賞で3着は、逆にこの馬の地力の高さを証明した。フットワークからも東京コースベスト!去年取りこぼした里見さん&ルメール&えいじの夢が、1年の月日を超えて今日ようやく叶う。自在性のあるこの馬にペースなんか関係ない!不安要素は何1つない。6913頭の頂点、2016年の日本ダービー馬は、サトノダイヤモンドだ!
対抗◯:6枠12番リオンディーズ
皐月賞で最も強い競馬をしたのがこの馬。超一流トレーナーと超一流ジョッキーのコンビが、本番で同じ轍を踏むとは思えない。父キングカメハメハ・母シーザリオ・異父兄エピファネイアが最も強い競馬をして制した東京2400m。この馬が走らない理由がない。
印はこの2頭で。
馬券は、本命◎=対抗◯を本線に、本命◎から流せるだけ流して、馬券を取りに行きます。
例えスローペースになってもサトノダイヤモンド&ルメールなら臨機応変に対応できるので、スローペースになって4強中3頭が圏外にぶっ飛んで大荒れになっても、シッカリ馬券を当てたいと思います(笑)
では、競馬の祭典日本ダービーを存分に楽しみましょう!
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
日本ダービー、予想
◎⑧サトノダイヤモンド
◯③マカヒキ
▲⑭ヴァンキッシュラン
△⑨マウントロブソン
△②マイネルハニー
単勝◎、馬連◎◯=◎◯▲△△
おまけ…
三連単8→3→5、11
単勝18を少しだけ♪