5月25日、グリーンチャンネルで「追跡!2016クラシック戦線~日本ダービー直前SP~」と題して、マイネル総帥ことビッグレッドグループ代表の岡田繁幸さんのNHKマイルC終了時点での2016年日本ダービー3歳世代番付が、各馬の解説とともに発表されました。
発表された最新の岡田繁幸さんの2016年3歳世代番付は以下の通りです。
解説を聴いていて僕が気になったその馬の個性(特徴)も箇条書きで書いてますので、その馬の個性としてだけでなく、できれば同じような特徴のある馬にも応用して、馬の個性を判断するための参考にしていただければと思います。
なお、参考までに今年の1月に発表されてた岡田繁幸さんの3歳世代番付はコチラ↓です。
https://e-keiba.com/16229/
岡田繁幸の3歳世代番付~2016年日本ダービーへの道
8位:スマートオーディン
(写真:JRA-VAN NEXT)
・ダノンシャンティ産駒は硬肉で俊敏性が足りない
・飛節が伸びきらない
・強い馬が相手になると主役になりきれない
・距離が長い
7位:エアスピネル
(写真:JRA-VAN NEXT)
・背中が短い
・距離が長い
・マイル~2000までの馬
6位:レッドエルディスト
・ゼンノロブロイ産駒はキレる脚がない
・ゼンノロブロイ産駒は硬肉で敏しょう性がない
・しかし、母方が敏しょう性に優れていて、この馬はキレる脚がある
・乗り方や調子などによっては2,3着以内に着ても不思議じゃない柔らかさを持っている
・お尻が足りない
・胸が浅くてパワー型じゃない
・パワーが足りなくて勝ち切るイメージが沸かない
5位:リオンディーズ
(写真:JRA-VAN NEXT)
・トビが大きすぎる(≒イモータル)
・ちょっと緩さがあるが緩さは要らない
・ダービーを勝ち切るまでは難しい
・引き付ける力(収縮する力)が弱い
4位:ヴァンキッシュラン
(写真:JRA-VAN NEXT)
・ガリレオ(母父)とディープインパクトの間の子って感じ
・敏しょうな動きが出来る馬じゃないが、一歩一歩が力強い
・バテないで長く良い脚が使える
・時計の掛かる馬場という条件付き
3位:サトノダイヤモンド
(写真:JRA-VAN NEXT)
・皆さんが思ってるほど良くない
・オーペン(母父)は筋肉の力が強くない
・筋肉の収縮力の瞬間的な強さがない
・良い脚が使えると信じて乗ったら負ける。全然ダメ
・良い位置から早めに先頭に立って逃げ切れるか
・瞬発力勝負では分が悪い
・馬券から思い切って切るのもアリ
2位:マカヒキ
(写真:JRA-VAN NEXT)
・フレンチデピュティ(母父)が出て緩そうに見えて芯に力がないように見えてたけど、意外と芯に力があってキレる
・飛節の伸びが良い
・トモの付く位置も良い
・バランスも良い
・ディープインパクトの仔にしては身体がある
・お尻もある
・ツナギも長くてバネもある
・フツーに勝つ位置に付けてフツーに仕掛けると確実に伸びてくる
・末脚に賭けるような極端な乗り方をする必要はない
1位:ディーマジェスティ
(写真:JRA-VAN NEXT)
・見た目から硬肉と思ってたけどそうじゃなかった
・皐月賞は出遅れて大外枠から外を回してかなり不利な競馬してるけどバテないで伸びてきて皆を突き放した
・背中が短いのは欠点
・背中がちょっと反っているから前脚が伸びる
・(筋肉がたくさんある)後駆で走る馬は距離がモタないが、この馬は前駆で走るからバテない
・体調さえ良ければ負けない
岡田繁幸さんの2016年日本ダービーの結論
ディーマジェスティとマカヒキの一騎打ち!