特殊だった土曜日の馬場傾向から、標準的な馬場傾向に変化した(変化させた)感じです。
これによって、事前にガッツリ書いていた予想記事を書き直すハメに(苦笑)
これがあるから、事前予想はしたくないんよなー。
では、ヴィクトリアマイル2016出走馬の前走チェックコメントと「勝ちポジ」予想です。
ヴィクトリアマイル2016出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェクコメントを書き残していない馬です。
1枠1番ウインプリメーラ(阪神牝馬S)
字面では0.1秒差と僅差も、実質的には上位2頭には完敗。
1枠2番スマートレイアー(阪神牝馬S)
前走ほど極端なスローペースでは無かったけど、スタートを決めて楽に逃げることができて、馬ナリのまま後続を突き離して残り300mを過ぎてからようやく追い出し、残り100mで後続との差をターフビジョンでチェックして大丈夫と思ってゴール前は流してゴール。ノーステッキだったので着差以上に余裕のある競馬だった。この競馬を続ければ安定して走るでしょう。
コチラ↓のページでスマートレイアーの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/17158/
2枠3番シャルール(福島牝馬S)
3角6番手~4角7番手という字面ほど前で競馬はしていなかった。最も強い競馬をしたと言って良い。
2枠4番ウリウリ(高松宮記念)
スピード負けした感。スプリント戦なら、もう少し時計の掛かる馬場じゃないと厳しい。
3枠6番マジックタイム(ダービー卿チャレンジT)
4コーナーで逃げ馬が馬場の中央に進路を取ろうとしているのを見て、ポッカリ開いた内に進路を取って直線全開で追えたのが勝因。フツーに外に進路を取っていれば間違いなく全開では追えてなかったハズで、勝ててなかったと思う。ラッキーだったし、そのラッキーを突いたジョキーの好騎乗。
4枠7番ルージュバック(中山牝馬S)
勝ち馬と斤量差が2kgあってタイム差無しなら、当然ながら力負けではないし、瞬発力勝負でも全然見劣ってない。明らかにこのメンバーではNo.1。
5枠10番ミッキークイーン(阪神牝馬S)
後方馬群の中で直線に向いて、外に出さずに馬群の中で進路が開くのを待ったことで、全力で追い出せたのが残り200mを切ってからで、そこからもの凄い脚で追い込むも僅かに届かず2着。脚を余した。直線に向いた時にフツーに外に出していれば全開で追えていたハズで、そうすれば差し切れていたんじゃないかと思う。ただ、次走の本番に向けては良い競馬だったんじゃないかと思う。
コチラ↓のページでミッキークイーンの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/17152/
6枠11番レッツゴードンキ(高松宮記念)
スタート直後にやや躓く感じになって後方からの競馬に。直線に向いて前壁から前が開いて追い出そうとした時に3着馬に寄られて挟まれて、その後は全く追わずにゴール。全く競馬してない。完全度外視。それでも勝ち馬とは0.7秒差で、不利の加害者である3着馬とは0.3秒差なので、1,2着馬以外とは差はない。
6枠12番クイーンズリング(京都牝馬S)
外枠でも好位からの競馬をしたので大きな距離ロスにならなかったのが勝因。この枠から差す競馬をして馬群の外を回していたら勝ててなかったと思う。イマイチなスタートも押して好位を取りに行ったミルコの好騎乗。
7枠13番ストレートガール(阪神牝馬S)
休養明け初戦でマイル戦とは言え、次走に向けてもっと走って欲しかった。
7枠14番ウキヨノカゼ(高松宮記念)
二の脚遅く最後方ポツンの競馬。直線進路探りながら馬群に突っ込むも進路なく完全に脚を余した。行き脚の付かない追い込み馬だけに脚を余す競馬が多くなりそうも、間違いなく能力はある。
7枠15番ショウナンパンドラ(大阪杯)
正攻法の競馬で外々を回して0.2秒差3着は、このレースで最も強い競馬をしたと言って良い。ホントにホントに強くなった!
コチラ↓のページでスマートレイアーの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/17155/
8枠16番シュンドルボン(中山牝馬S)
500万,1000万,1600万の3連勝も瞬発力勝負レースで、この馬が瞬発力勝負に滅法強い馬ということが分かる。スローペースからの上がり勝負になりそうなレースでは常に注意が必要。
8枠17番トーセンビクトリー(1600万)
残り300m過ぎまで後続が来るのを馬ナリのまま待ってた。一瞬の脚使える馬。
8枠18番ショウナンアデラ(阪神ジュベナイルフィリーズ)
出遅れたことで3コーナーまでに内に入れることができて、レッツゴードンキの直後のポジションを取ることができたので、出遅れたことが逆にこの結果に結びついた印象。ひょっとしたらわざと出遅れたのかも?もしそうなら蛯名騎手の好判断だし、わざと出遅れたんじゃなくても蛯名騎手の好騎乗。それにしてもゴール前の脚はとんでもなかったので、この馬が現時点で桜花賞の一番星なのは間違いない。
ヴィクトリアマイル2016の「勝ちポジ」予想
まずは東京の馬場傾向ですが、土曜日のレースを見る限り、長く脚が使えて、かつ、速い脚が使える差し馬が全能力を発揮できる馬場で、内外で見れば外の方が良さそうな感じだったんですけど、日曜日は内も前も大丈夫な完全フラットな馬場になってます。
続いてペースですが、メンバー的にも積極的に行きたい馬は居なくて、スローペース想定です。
「完全フラットな馬場」で「スローペース」でも、東京コースということもあって「勝ちポジ」は「地力勝負」(「栄光の競馬新聞」的には「力」)と予想します。
東京で地力勝負になると、本当に地力のある馬が上位に来るので、予想としてはあんまり面白くない予想になります。
ということで、そんな予想をしてもオモンナイので、少し無理やりですけど、「地力勝負」ではなく、スローの「瞬発力勝負」で予想します。
本命◎:1枠2番スマートレイアー
恐らく逃げると思うけど、元々は追い込み馬で、去年のこのレースでは上がり2位の32.9秒で駆けていた馬。逃げて差すことができる馬。追い切りの動き抜群やった。
対抗◯:4枠7番ルージュバック
たぶん東京マイルがこの馬にとってベスト条件じゃないかと思ってます。追い切りの動きも相変わらず良かった。この馬のベストパフォーマンスを出せば、このメンバー相手でも勝ち負けできる能力の持ち主。
単穴▲:7枠13番ストレイトガール
前走の完敗が心配も、今週の追い切りではエゲツナイ時計で駆けていて、調子は上がっているハズ。去年のこのレースで届かないような位置から上がり33.0秒の脚で差し切り勝ち、一昨年のこのレースでは前が壁で脚を余して33.2秒の脚で3着も実質的には勝っていた。恐らく東京マイルはベスト条件で、目標のレースで巻き返し期待。
惑星☆:7枠14番ウキヨノカゼ
差せる東京で買いたいと思ってた馬。団子馬群からの大外一気で一発期待。3着で良いよ!
ヒモ△:5枠10番ミッキークイーン
ヒモ△:7枠15番ショウナンパンドラ
ヒモ△:7枠16番シュンドルボン
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
まだ仕事が終わらない…( ´△`)32時UP見込み
睡魔でカキコミできないのもなんなんでとりあえず…
⑦ルージュバックの単勝・複勝
が本線なり(^_^;)