日曜日も土曜日の馬場傾向が継続するようなら、このレースはペースも分かりやすいので、予想は非常にしやすいんじゃないかと思います。
では、NHKマイルC2016出走馬の前走チェックコメントと「勝ちポジ」予想です。
NHKマイルC2016出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェクコメントを書き残していない馬です。
1枠2番エクラミレネール(ニュージーランドT)
内枠から最内をロスなく回って直線馬群がバラけて内をスムーズに全開に追えて完璧な競馬して3着。同じ力の要る中山マイルの菜の花賞で強い競馬で勝っていたように、力の要る中山マイルは合っている。
2枠3番アーバンキッド(毎日杯)
勝ち馬が強かった。それでも3着馬に勝ったのは重賞でも十分戦えることを証明。
2枠4番メジャーエンブレム(桜花賞)
いつもの弾丸スタートでは無かったにしろ、二の脚で行こうと思えば楽に行けたのを控えたことで外からどんどん被せられてしまって、最内の前から3列目の動こうにも動けないポジションでの競馬になってしまった。直線で外から押し込められる形になったのも、元はといえばそんなポジションに居たから。上がりの瞬発力勝負では分が悪い。結果的に、行けたのに行かなかったことと、内枠スタートで内に押し込められたことが敗因。これで、自分の競馬をすること、つまり、前に馬を置かずにマイペースで競馬することがベストだということが分かったと思う。フットワークが大きいので、もしオークスを使っても3歳牝馬同士なら何とか。
コチラ↓のページでメジャーエンブレムの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/17093/
3枠5番ロードクエスト(皐月賞)
立ち上がるようなスタートで出遅れ。ジョッキーが最初から決めてたのか進路を最内に取ってロスの無い競馬をしたけど、それで1.2秒差8着はサスガに力負けな感。
コチラ↓のページでロードクエストの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/17096/
3枠6番ティソーナ(マーガレットS)
USを順馬の競馬で1着は当然。直線真一文字に真っ直ぐ走ったのに好感。
4枠7番トウショウドラフタ(ファルコンS)
消耗戦でもレースを止めない自分で走る前向きな気性のもの凄い根性のある馬。軽い馬場でも力の要る馬場でも走れる万能型。
4枠8番イモータル(共同通信杯)
無理に抑えること無く先行したのは良かったと思う。外枠だけに外を回す競馬になったのは、仕方ないっちゃ仕方ない。気性的な若さが解消されてくれば、馬体的にもまだまだ伸びシロがありそう。
コチラ↓のページでイモータルの詳細解説してます。
https://e-keiba.com/17099/
5枠9番シャドウアプローチ(朝日杯フューチュリティS)
2着馬と同じようなスムーズな競馬をして2着馬に0.7秒突き放されたのは力負けも、それでも地力勝負で3着は立派。
5枠10番ダンツプリウス(ニュージーランドT)
楽な手応えで直線に向いて、馬ナリのまま先頭に踊り出てた残り200mから追い出して、内外から猛追してきた追い込み各馬を何とか凌いで1着。
7枠13番シゲルノコギリザメ(橘S)
人気になってしまっては買えない。
7枠14番ブレイブスマッシュ(ファルコンS)
消耗戦でもレースを止めない自分で走る前向きな気性のもの凄い根性のある馬。軽い馬場でも力の要る馬場でも走れる万能型。勝ち馬とは直線で通った所の差。やはりマイル前後の距離が良い。
7枠15番ストーミーシー(ニュージーランドT)
直線大外一気で僅差の2着。ゴール前で内に寄って他馬に迷惑を掛けたけど、脚色は完全にこの馬が上だった。走法から中山よりも東京の方が合ってそう。次走、この好走がフロック視されて、トライアル戦で僅差の2着にも関わらず、不当に人気を下げるようなら穴で押さえたい。
8枠17番ブランボヌール(桜花賞)
ほぼ全開で追えてた。力負け。
8枠18番レインボーライン(ニュージーランドT)
内枠から最内をロスなく回して直線向いて前が壁で残り200m手前で前が開いて徐々に外に進路取りながら追い込んで5着も、少々脚を余した感じ。直線スムーズなら勝ち負けに持ち込めてたように思う。
NHKマイルC2016の「勝ちポジ」予想
まずは東京の馬場傾向ですが、土曜日のレースを見る限り、結構内有利な馬場です。
続いてペースですが、陣営が前走の敗戦を悔しがってるメジャーエンブレムが、全能力を出し切るために積極的に速めのペースを作るでしょう。メジャーエンブレムらしい速めの平均ペース想定です。
「内有利な馬場」で「速めの平均ペース」ということで、このレースの「勝ちポジ」は「内」(「栄光の競馬新聞」的には「CU」)と予想します。
メジャーエンブレムがレースを作ると、彼女は残しても彼女を追いかけた他の先行馬たちは軒並み崩れて、彼女以外は差し馬が上位を占めるのが今までのパターンですが、このレースはG1レースでメンバーも強いし、今の東京の馬場も考慮して、内を回していることを条件に先行馬も頑張れるんじゃないかと思います。
本命◎:2枠4番メジャーエンブレム
前走の敗戦から、今走は間違いなく彼女らしい競馬をすると思うので、そうなると、今の馬場なら余程のことがない限り大きく崩れることは考えられない。想定してたほど圧倒的な人気にもなってないし、大好きな馬やし、ここは素直に本命◎に。
対抗◯:4枠8番イモータル
メジャーエンブレムが引っ張るペースは合うんじゃないかと思う。外を回しがちの戸崎騎手が少し心配も、ある程度縦長の馬群になると思うので、中団からの競馬でもそこまで大きなロスにはならないハズ。
惑星☆:7枠14番ブレイブスマッシュ
外枠が難ナリも、下げてでも良いので内に潜り込んで、コーナーでの距離ロスを防げれば、馬群割って差せる馬だけに、一発ないか?
ヒモ△:2枠3番アーバンキッド
メジャーエンブレムが引っ張るペースは合うんじゃないかと思う。ボウマンなら内枠から内をロスなく回してくれるハズ。
ヒモ△:6枠11番ペルソナリテ
ピンクカメオの再現ならこの馬。馬群の外を回すんじゃなくて、馬群の中で直線馬群に突っ込んで馬群を割る競馬すれば一発!
以下、押さえで。
ヒモ△:3枠5番ロードクエスト
ヒモ△:3枠6番ティソーナ
ヒモ△:4枠7番トウショウドラフタ
馬券は、本命◎からの流しで。
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
◎④メジャーエンプレム
◯⑥ティソーナ
▲③アーバンキッド
△⑭ブレイブスマッシユ
△⑩ダンツプリウス
単勝◎、馬連◎◯=◎◯▲△△