皐月賞2016の「勝ちポジ」予想はこんな予想でした↓
https://e-keiba.com/16927/
思い切って本命◎に推したエアスピネルですが、ポジション的には最高のポジションで競馬できたんですけど、想定外のハイペースでは、本質的にマイラーのこの馬にとってはサスガに厳しかったように思います。
それでも3着のサトノダイヤモンドに僅差の5着入線(リオンディーズの降着で4着繰り上がり)は、よく走ったと思います。
この後、NHKマイルCには向かわず、夢を追って日本ダービーに向かうとのことです。そうなるとまた善戦止まりかな?
では、皐月賞2016のレース回顧と次走以降の注目馬です。
皐月賞2016のレース回顧
ペースが流れるとやや外が有利な馬場で、このレースは意外にもハイペースになって、外差し有利の競馬になった。1~2コーナーで6番手までと7番手以降では少し差が付いていたように、2コーナーを6番手以内で通過した馬たちにとっては、2000mを走り切るにはそれなりに厳しいペースだったように思う。
皐月賞2016の次走以降の注目馬
サトノダイヤモンド
相変わらずゲート内でジッとして好スタート切るも、内外の各馬が速めに行くのを見て控えて中団からの競馬。勝ち切っても不思議じゃない競馬だったけど、このレースに関しては、更に後ろのポジションで競馬した上位2頭に分があった。それでもシッカリ3着を確保したし、ここを使って大幅な上積みが見込める次走、大目標の日本ダービー制覇に向けて視界良好じゃないかと思う。
リオンディーズ
好スタート決めて馬も行く気で掛かり気味に2番手からの競馬。逃げ馬を壁にしていたのを向こう正面で逃げ馬の外に出したことで馬が行く気になって一気にペースが上がって早々に先頭に立って逃げる形に。結果的に早めに逃げ馬を交わしてしまったことが敗因で、3コーナーまで逃げ馬の後ろでジッとすることができていれば、この馬の脚も溜っていただろうし、勝ち時計も1秒ほど遅くなっていたハズで、ゴールまで後続に差されることは無かったと思う。ただ、これだけのペースで逃げていながら、直線で外にヨレて3,4着馬に迷惑は掛けたけど、最後まで左手前のまま走り通していたし、これだけの厳しい競馬をして0.5秒差4着入線は逆に凄い!名トレーナー&名ジョッキーコンビだけに、必ずやダービーに向けて対策を講じるハズ。
マウントロブソン
前走同様、押して出して行って好位からの競馬。最も厳しい競馬をしたリオンディーズに次ぐ厳しい競馬をしながら、0.7秒差の6着はかなり立派。条件次第ではダービーでの上位入線も十分考えられる。
編集後記
今年の皐月賞は、出走メンバーもレース内容も非常にレベルが高かったので、日本ダービーの勝ち馬は、青葉賞,京都新聞杯,プリンシパルSなどのステップレースからじゃなくて、皐月賞の6着以内から出るんじゃないかと思います。