高松宮記念2016出走有力各馬の個別解説ビデオを撮りました。
高松宮記念2016予想のために解説したのは、「netkeiba.com」さんの予想オッズで上位になっていた、ミッキーアイル,ダンスディレクター,ビッグアーサーの3頭です。
この記事では、ミッキーアイルの近走評価と、馬の特徴についてです。
僕がレース回顧をして書き残したチェックコメントも一緒に紹介しますので、レースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
ミッキーアイルの近走評価と馬の特徴
ミッキーアイルの5走前:2015年高松宮記念
2015年高松宮記念のレースコメント
※通常のA,Bコースを回した馬をまとめてAコース、通常のCコースを回した馬をBコース、以下、通常のD,E,それ以上外をそれぞれ、C,D,Eとして表示した。
ほとんどの馬が馬場の内を開けて走った通り、内はそれなりに悪かった。しかし、内を開けた馬群になった場合、馬群の大外を回すと逆に距離ロスが大きくなりすぎて厳しくなる。このレースは、馬場が悪いにも関わらず字面でもゆったりした平均ペースで上がりの競馬になって、馬群の前に位置していた馬が有利なレースになった。もっと正確には、馬群の中央(C,Dコース)を走った逃げ・先行馬が有利なレース。
2015年高松宮記念のチェックコメント
ほぼ完璧な競馬をしての3着。この馬場では勝ち馬が一枚上だった。
ミッキーアイルの3走前:スプリンターズ
スプリンターズのレースコメント
中山1200mのG1レースとしてはかなりのスローペースになって、本来なら逃げ・先行馬が残すパターンも、上位入線馬が32秒後半~33秒前半のキレ脚を使って差し切る瞬発力勝負になった。そういう意味では、レースタイプを「前」として、差し追い込みで上位に食い込んだ馬を「逆馬」にしても良いかも知れないけど、瞬発力勝負になったのも事実なので、このレースのレースタイプを「瞬」とした。
スプリンターズのチェックコメント
ペースが遅すぎて前半掛かってた。瞬発力勝負になっては分が悪い。もう少し流れていたらもっと際どい競馬になってかも知れない。
ミッキーアイルの前走:阪急杯
阪急杯のレースコメント
フラットな馬場で平均ペースで流れて地力勝負。
阪急杯のチェックコメント
好スタートから出して逃げる競馬。控える競馬で勝てなくて逃げて勝ったことからも、やっぱりこの馬は気分良く逃げた方が良いんじゃないかと思う。