11頭立ての少頭数レースも、新旧の皐月賞馬が揃って、まるでG1レースのような豪華メンバーになりました。
ただ、G1レースとの違いは、実績馬が休養明け初戦だということ。
去年の2冠馬も骨折明け初戦で、付け入る隙も無きにしも非ずかと。
そんなエロイことを考えながら、各馬の追い切りの動きをチェックしてたら、2週連続で「おおっ!素晴らしい動きやん!」って思った馬が居ました。
ただ、ドゥラメンテも動きは良かったということを付け加えておきます(笑)
では、中山記念2016出走馬の前走チェックコメントと「勝ちポジ」予想です。
中山記念2016出走馬の前走チェックコメント
僕が前走時にチェックコメントを書き残した馬と、そのチェックコメントをここで紹介します。
前走のレースを見返す際の、また、予想をする際の参考にして頂ければ。
馬名が無い馬は、前走でチェクコメントを書き残していない馬です。
2枠2番リアルスティール(菊花賞)
外目の枠から極力距離ロスのない競馬をした福永騎手の好騎乗も、勝ち馬が内枠から全く距離ロスの無い競馬をした分のクビ差2着で、単純な距離ロス換算では1着。パドックでチャカついていたのでレースで掛かるかと思いきや、折り合い付いて距離も克服。改めて世代上位を証明した。
4枠4番マイネルラクリマ(2014年天皇賞秋)
不利な大外枠発走も、スローペースでそこまで無理せずに先行できたし、大きな距離ロスも発生してはいない。なので、ちょっと負け過ぎな印象。
5枠5番フルーキー(中山金杯)
直線に向いた時に勝ち馬に一瞬で大きく突き放されたのは適性の差。差せるコースの差せる馬場じゃないと勝ち負けにならない。
6枠6番イスラボニータ(マイルCS)
伸び上がるようなスタートで出遅れ。走る気マンマンも内枠もあって馬群の最内で狭くなったりしてノビノビ走れず、直線は内の届かない位置から狭い所を抜けて差してくるも3着。出遅れが無ければ勝ってただろうし、枠が外ならスムーズな競馬ができていたハズなので勝ってたと思う。スムーズな競馬ができればこのメンバーではNo.1。来年は是非ともマイルに専念してマイル王者になって欲しい!
6枠7番ラストインパクト(有馬記念)
距離ロスはあったけど、もう少し走っても良いと思うけど…
7枠9番ドゥラメンテ(日本ダービー)
残り350mぐらいで得意の左手前に変えて危なげなく非常に強い地力勝負の競馬をして完勝。ただ、更に距離が伸びるのはどうかと思った。凱旋門賞に行かないのなら、菊花賞よりもジャパンCかな?
8枠10番アンビシャス(天皇賞秋)
4コーナーを回って直線に向いた時はこの馬が勝つんじゃないかと思うも、0.2秒差5着。現時点では上位馬が強かった。
中山記念2016の「勝ちポジ」予想
まずは中山の馬場傾向ですが、完全なフラットな馬場のようです。外を回した差し馬が十分届く馬場みたいで、人気の差し馬にとっては競馬はし易いでしょう。
続いてペースですが、有力馬が揃って差し追い込み馬で、外から差せるフラットな馬場も相まって、スローペース必至でしょう。
馬場としては外からの差しも十分届く馬場ですけど、「勝ちポジ予想理論」の教科書通りに「勝ちポジ」を予想すると、「フラットな馬場」で「スローペース」ということで、「勝ちポジ」は「前」(「栄光の競馬新聞」的にも「前」)と予想します。
実は、土曜日の時点では、上で紹介した2週連続で追い切り超抜馬を本命◎にしようと思ってたんですけど、日曜日になって予想を変更しました。
本命◎:3枠3番ロゴタイプ
「勝ちポジ予想理論」を教科書通り予想すれば、長期休養明け初戦のマイネルラクリマと並んでこの馬がピックアップされるでしょう。ということで、素直にこの馬を本命◎馬に。追い切りの動きも良かったし、歩いてる馬の雰囲気や馬体も素晴らしかった。調子は良いハズ。一発期待!
対抗◯:6枠6番イスラボニータ
先行するなら勝ち切るまであると思います。下げずに先行して欲しい。
以下、ヒモは枠番順に、
ヒモ△:2枠2番リアルスティール
ヒモ△:5枠5番フルーキー
ヒモ△:7枠9番ドゥラメンテ
ヒモ△:8枠10番アンビシャス
「勝ちポジ予想理論」については、「Be Winning Horseplayer」の第5章-ウマニティで17大会連続プラスを達成した予想法解体講座-で確認下さい。
◎⑥イスラボニータ
◯⑦ラストインパクト
▲③ロゴタイプ
△⑨ドゥラメンテ
△⑤フルーキー
単勝◎、馬連◎=◯▲△△