今日から、競馬データベースソフト「TARGET frontier JV(通称:ターゲット)」を使って、様々なデータ分析をして公開して行こうと思います。
常識と思われていることを覆すような事実を見つけ、それを、この「栄光の競馬道」ブログを読んでくれている皆さんと共有して、更なる上を一緒に目指して行けたらと思います。
なお、この記事で分析したデータは、
- 集計期間は2012年1月5日~2015年7月12日
- 芝レースのみ(ダート,障害は除く)
となっています。
分析データ一覧表の意味については↓コチラの記事を参照ください。
どれぐらいレース間隔が開いたら休養明け?
まずは、休養明けの定義から。
競馬新聞などでは、「3ヶ月の休養明け」とか、「半年の休養明け」とか、「2ヶ月半の休養明け」とか、色々と書かれてありますが、この記事での休養明けは、
前走とのレース間隔が10週(中9週)以上を休養明け
と定義します。
そして、ここでは休養明けの長さ
- 10~25週
- 半年以上
によって2種類に休養明けを区別して分析します。
ちなみに、僕のオリジナルの競馬新聞「栄光の競馬新聞」では、休養明けが一目で分かるように、
- 10~25週の休養明け初戦には、青のライン
- 半年以上の休養明け初戦には、赤のライン
が引かれているので便利です。
コンスタントに使われている馬と、休養明け初戦の馬との成績比較
上の画像が、レース間隔別の成績です。
休養明け初戦は、下の2列のマスが青くなっている所ですが、馬券を買って当たる確率、つまり、的中率としては、コンスタントに使われている馬と比較して、休養明け初戦の馬の方が、確率が下がっています。
しかし、馬券を買って儲かる確率、つまり、回収率としては、休養明け初戦の馬の方が、高めの数値になっています。
特に、半年以上の休養明け初戦の馬を全馬ベタ買いするだけで、2012年1月5日~2015年7月12日の間の単勝は、ほぼ元返しの高回収率になっています。
上のデータだけでは分かりにくいかも知れないので、コンスタントに使われている馬と、休養明け初戦の馬を、オッズ別で比較したデータが、以下の画像です。
コンスタントに使われている馬のオッズ別データ
休養明け初戦の馬のオッズ別データ
的中率はコンスタントに使われている馬の方が高く、回収率は休養明け初戦の馬の方が高いのがよく分かると思います。
まとめ:休養明け初戦は、消しか?買いか?
僕自身もそうなんですけど、休養明け初戦というだけで評価を下げている方が多いと思いますけど、データ分析をした結論としては、
- 馬券を当てたいのなら、コンスタントに使われている馬
- 馬券で儲けたいのなら、休養明け初戦の馬
ということになります。
特に、半年以上の休養明け初戦の馬は、単勝回収率が高くなっています。
まあ、だからと言って、僕自身は積極的に休養明け初戦の馬を軸馬に指名することはありません。
(注意書き)
これらはあくまでも過去を分析した事実を公開しただけであって、未来、つまり、今週以降もこのデータ通りの結果になるとは限りませんので、これらのデータを今週からの馬券に反映させるかどうかは、自己責任でお願いします。
いつも書いてることですが、競馬だけに限らず、新聞で書かれてること,テレビで言ってることが全て正しいと思ってたら大間違いです。
それを信じて馬券を買ってお金を失ったとしても、新聞もテレビも責任を取ってくれません。
もちろん、僕も責任は取れません。
自分の身(自分のお金)は、自分で守りましょう(笑)
勝率など逆転現象もなく綺麗なデータですね~( ´∀`)
調教の進歩もありインパクトほど不利な条件ではないのでしょうね☆
クラス・年齢だと差が出るのかな?(゜_゜)