では早速、特殊な競馬になった桜花賞のレース回顧と次走以降の注目馬です。
桜花賞のレース回顧
馬場が乾いて内有利の馬場で、超スローペースの団子馬群になって圧倒的内先行有利に。超スローペースになったことで瞬発力が必要になって、瞬発力のない馬や、馬群の外を回したり差す競馬をした能力の低い馬はとてもじゃないけど太刀打ち出来ないレースになった。
桜花賞の次走以降の注目馬
レッツゴードンキ
好スタートを切って逃げる競馬になったけど、別に逃げていなくても、この馬場でこの枠でこのペースなら、何度競馬をしてもこの馬が勝つと思う。中間の調整から、フォトパドック,馬体重,当日のパドック,返し馬に至るまで、全てが素晴らしかった。勝つべくして勝った印象。ただそれでも0.7秒圧勝は力が無いと無理。
キャットコイン
このペースを後方からの競馬をしていてはどうしようもない。単純なロス換算では2着馬に次ぐし、位置取りまで考慮すると2着馬をも上回る。ただ、パドックを見る限り立て直す必要があるように思う。立て直せればオークス期待。
編集後記
今年の桜花賞はちょっと特殊な競馬になったので、何だかんだと条件付きでMy注目馬に残した馬たちをズラーっと列挙しときます。
クルミナル
相変わらず出負け。展開に負けた。絶好の競馬をして突き抜けた勝ち馬を除けば、最も強い競馬をしている。今後もキレる脚が使える軽い馬場でこそ狙い。
アンドリエッテ
このペースをほぼ最後方からの競馬をしていてはどうしようもない。度外視。ただ、何度も言うけどスタート自体は良いんです!
ルージュバック
このペースを4角15番手からの競馬をしていてはどうしようもない。度外視可能。好スタートを切っていただけに下げたのが惜しい。直線で進路が狭くなってブレーキをかける場面もあったし。次走は大外一気の戦法に出そう。
ココロノアイ
外枠から外を回して追い込む競馬ではどうしようもない。度外視可能。本質的に阪神よりも東京・京都向き。