もうすでにご存じの通り、今日は非常にショックな訃報が届きました。
今はただ、後藤浩輝騎手のご冥福を心からお祈りします。
(後藤浩輝騎手のFacebookプロフィール写真より)
では、先週の馬場傾向と今週の馬場予想です。
今週から中山・阪神競馬が開幕します。
小倉競馬場の洋芝の芝丈が、約12~16cmから約12~14cmへ長い方が2cm短くなりました。
中山の芝コースは、開催前に馬場の硬化防止の目的でエアレーション作業が実施されています。
東京競馬場
先週の馬場傾向
土曜日はフラットも、開催最終日の日曜日はスローペースばかりのレースだったとは言え、内優勢が復活しました。
京都競馬場
先週の馬場傾向
最後まで内優勢のまま開催終了。
小倉競馬場
先週の馬場傾向
土曜日はペースと距離によって有利不利が変化する感じで、日曜日は雨が降って馬場が緩んで上がりの掛かる力の要る馬場になりました。周回コースはやや前が有利でした。
今週の馬場予想
今週も雨予報が出ていて、雨の量によっては、2013年の函館のように、コース内側を距離ロスなく回した逃げ馬が圧倒的に有利な馬場になる可能性もあります。そこら辺は、雨の量とレースを見て臨機応変に対応してください。
直前情報(2月27日(金)正午現在の情報)by.JRA馬場情報
■天候:晴
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:先週は雨中の競馬開催となったことから、3~4コーナーから直線にかけて内柵沿いに傷みが出ています。
■芝の草丈:野芝約6~8cm、洋芝約12~14cm
■使用コース:Bコース(Aコースから3m外に内柵を設置)
■気象状況:
21日(土)に4.5ミリ、22日(日)に14.5ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・24日(火)芝刈りを実施しました。
(2)ダートコース
・25日(水)~27日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
中山競馬場
今週の馬場予想
今週から始まる中山競馬場ですが、去年のこの開催は、上がりの掛かる力の要る馬場で、土曜日は内外フラットでしたが、日曜日は雨の影響が出て、2013年の函館までは行かないまでも、距離ロスなくコーナーで内を回した馬が有利でした。今年はエアレーション作業が実施されていることから、去年同様フラット想定で臨みますが、実際にレースを見て臨機応変に対応してください。
直前情報(2月27日(金)正午現在の情報)by.JRA馬場情報
■天候:晴
■馬場状態:(芝)重(ダート)不良
■芝の状態:低温の影響で洋芝の生育が鈍く、回復が遅れている箇所がありますが、全体的には良好な状態です。
■芝の草丈:野芝約6~8cm、洋芝約10~14cm(障害コース)野芝約6~8cm、洋芝約10~14cm
■使用コース:Aコース(内柵を最内に設置)
■気象状況:
22日(日)に1.0ミリ、23日(月)に20.0ミリ、26日(木)に16.5ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・24日(火)~25日(水)芝刈りを実施しました。
(2)ダートコース
・24日(火)~25日(水)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・特記する作業はありません。
■第2・3回中山競馬の馬場概要(2月23日(月)現在):
芝コース
(1)使用コース
・第2回中山 全8日 Aコース
・第3回中山 前2日 Aコース、後6日 Bコース
(2)芝の状態
・洋芝(イタリアンライグラス)によるオーバーシードをした馬場で施行します。
・第1回中山競馬終了後、馬場表面凹凸の整正、洋芝の追加播種及び肥料散布を実施し、コース全面をシートで養生しました。低温の影響で洋芝の生育が鈍く、回復の遅れている箇所がありますが、全体的には良好な状態です。
・第1回中山競馬終了後にエアレーション作業を実施しました。
・凍結防止及び芝保護のため、日陰部等のシート養生を行う場合があります。
・芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。
ダートコース
(1)ダートコースの状態
・クッション砂の厚さは9.0cm(従来通り)で調整しています。
・クッション砂の凍結防止のため、コース全面に凍結防止剤を散布する場合があります。
・乾燥が著しい場合は、競走馬の安全のため散水を行う場合があります。
障害コース
(1)障害コースの状態
・野芝と洋芝(トールフェスク・イタリアンライグラス)の混生馬場で施行します。
・第1回中山競馬終了後、馬場表面凹凸の整正を実施しました。低温の影響で洋芝の生育が鈍く、回復の遅れている箇所がありますが、全体的には良好な状態です。
・凍結防止及び芝保護のため、障害飛越前後のシート養生を行う場合があります。
・芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。
阪神競馬場
今週の馬場予想
今週から始まる阪神競馬場ですが、去年のこの開催は、コテコテの開幕週らしい馬場で、圧倒的に内が有利でした。今年も内優勢想定で臨みますが、実際にレースを見て臨機応変に対応してください。
直前情報(2月27日(金)正午現在の情報)by.JRA馬場情報
■天候:晴
■馬場状態:(芝)稍重(ダート)重
■芝の状態:第5回阪神競馬終了後、蹄跡の多く付いた走路部を中心に洋芝を追加播種し、1月中旬より約4週間、全面シート養生しました。1月から2月にかけて厳しい冷え込みが続きましたが、シートの保温効果もあり芝の状態は概ね良好です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約6~8cm、洋芝約12~16cm(障害コース)野芝約8~10cm
■使用コース:Aコース(内柵を最内に設置)
■気象状況:
22日(日)に5.5ミリ、26日(木)に8.0ミリ、27日(金)に0.5ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・23日(月)芝刈りを実施しました。
(2)ダートコース
・23日(月)~25日(水)、27日(金)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・特記する作業はありません。
■第1・2回阪神競馬の馬場概要(2月23日(月)現在):
芝コース
(1)使用コース
・第1回阪神 全8日 Aコース
・第2回阪神 前2日 Aコース、後6日 Bコース
(2)芝の状態
・今開催は洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行します。
・第5回阪神競馬終了後、蹄跡の多く付いた走路部を中心に洋芝を追加播種し、1月中旬より約4週間全面シート養生しました。1月から2月にかけて厳しい冷え込みが続きましたが、シートの保温効果もあり芝の状態は概ね良好です。
・芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。
ダートコース
(1)ダートコースの状態
・第5回阪神競馬終了後、砂厚調整及び路盤点検を実施しました。
・クッション砂の厚さは9.0cm(従来通り)で調整しています。
・乾燥が著しい場合は競走馬の安全のため散水を実施することがあります。
・クッション砂の凍結防止のため、コース全面に凍結防止剤を散布する場合があります。
障害コース
(1)障害コースの状態
・野芝の状態でレースを施行します。
・第5回阪神競馬終了後に蹄跡の補修を実施しました。全体的に良好な状態です。