先日、A4用紙で19ページの「栄光の競馬新聞」解説書を公開しました。
しかし、この解説書だけでは、「栄光の競馬新聞」を具体的にどう活用したら良いのか分からないんじゃないかと、で、結果的に「栄光の競馬新聞」が上手く使えていないんじゃないかと思います。
そこで、先日から何回かに分けて「栄光の競馬新聞」活用法と題して、「栄光の競馬新聞」を活用するためのYouTubeを公開しています。
今日は、
過去5走欄の1~4行目と補正タイム(スピード指数)
について解説します。
過去5走欄の1~4行目と補正タイム(スピード指数)
「栄光の競馬新聞」解説書より過去5走欄の1~4行目と補正タイム(スピード指数)について解説している箇所を転載します。
過去5走欄の1行目
左から、開催・日付け・馬場状態・頭数・着順です。
過去5走欄の2行目
左から、レース名・コース(芝/ダート)・距離です。
過去5走欄の3行目
左から、タイム・騎手・斤量・人気です。
過去5走欄の4行目
左から、上がり3ハロンタイム・上がり3ハロンタイム順位・通過順・補正タイム(スピード指数)です。
補正タイム(スピード指数)について、ここで補足の解説をしておきます。
補正タイム(スピード指数)は、この「栄光の競馬新聞」を作成している競馬データベースソフトの「ターゲット(TARGET frontier JV)」の基準で計算されています。
以下に、ターゲット(TARGET frontier JV)のヘルプで補正タイム(スピード指数)について解説している部分を抜粋して転載します。
補正タイム(スピード指数)は、基準タイムをもとに距離の違いとクラス移動を考慮してその中心を100であらわしたものです。
つまり、100がそのレースの勝ちタイムの平均的なレベルだと思って下さい。1は0.1秒に相当してます。110もあれば楽勝でしょうが、近走を重視し、上下幅は当然少ない方が期待にこたえてくれることは間違いないです。抜けた馬がおらず、100あたりの数値にたくさんの馬が集中しているようなレースは避けたほうが無難です。逆にどの馬にも勝つチャンスありとみて、人気のない方から入るというのも手ですが、あくまでそういうレースは勝負しないで遊ぶつもりでいた方がいいと思います。
2歳戦は、全てのレースが2歳限定で行われるために、年齢の補正も多少行われていますが、3歳戦は、夏競馬以降が古馬との混合戦になり、しかもJRA-VANのデータの仕様上、これを特定できない場合が存在するために、3歳戦は、全て古馬と同一の基準で評価されます。3歳時というのは、もっとも馬が成長する時期でもありますので、タイムを基準とした補正タイム指数は、当然4歳馬の場合は、年初よりは、年末の方がかなり高くなってきます。また、皐月賞あたりは、古馬1600万クラスのタイムと言われるように、たとえG1と言えども、指数も古馬1600万下クラスレベルになる場合もあります。
つまり、古馬と比較すれば、まだまだそのレベルまでには達していなく、特に3歳の前半戦では、指数はかなり低めに出ることになります。このために、3歳前半の重賞あるいはオープンクラスのレースでは、ほとんどの馬が補正タイム90以下になることもあります。
過去5走欄の1~4行目と補正タイム(スピード指数)の活用法
過去5走欄の1~4行目と補正タイム(スピード指数)の僕なりの活用法について、YouTubeで詳しく解説しました。
再生ボタンをクリックしてご覧ください。
過去5走欄の1~4行目と補正タイム(スピード指数)のまとめ
ほとんどの競馬ファンは、競馬新聞の過去5走欄を見る時に着順を見ているんじゃないかと思います。
僕が市販されているフツーのスポーツ新聞や競馬専門紙を買って競馬予想してた頃(年に30万とか50万とか負け続けてた頃)は、それこそ着順に目が行ってました。
でも、「栄光の競馬新聞」を使っている今の僕は、着順はほとんど気にしてません。
着順よりも、補正タイム(いわゆるスピード指数)を見ています。
で、補正タイムが赤色で表示されている「100」以上の馬からチェックしていきます。続いて、黄色で表示されている馬→青で表示されている馬の順番でチェックしていきます。
まあ、この辺の細かなチェック方法(予想方法)に関しては長くなるので、また後日に詳しくお話しようと思ってますけど、とにかく、僕は着順よりも、補正タイム(スピード指数)をチェックしています。
そうし出してから、馬券収支が飛躍的にアップしました。なので、僕はもうかれこれ十数年、市販の競馬新聞を買ってません。
ということで、今、競馬専門紙(競馬ブックとか競馬エイトとか)がいくらするのか知りません。400円とか410円ぐらいまでは知ってるんですけど・・・