先日、A4用紙で19ページの「栄光の競馬新聞」解説書を公開しました。
しかし、この解説書だけでは、「栄光の競馬新聞」を具体的にどう活用したら良いのか分からないんじゃないかと思います。
で、結果的に「栄光の競馬新聞」が上手く使えていないんじゃないかと思います。
そこで、先日から何回かに分けて「栄光の競馬新聞」活用法と題して、「栄光の競馬新聞」を活用するためのYouTubeを公開しています。
今日は、その第二弾として、
ZI指数
について、どう活用すれば良いのかを詳しく解説します。
ZI指数とは?
「栄光の競馬新聞」解説書よりZI指数について解説している箇所を転載します。
ZI指数は、この「栄光の競馬新聞」を作成している競馬データベースソフトの「ターゲット(TARGET frontier JV)」オリジナルの指数です。
以下に、ターゲット(TARGET frontier JV)のヘルプでZI指数について解説している部分を抜粋して転載します。
ZIは前走の成績を簡単に指数化したもので、基本的にはこれが高いと人気になる可能性があります。前走の着順、人気、着差や連対率、頭数の増減や斤量の増減、脚質等を数値化したものです。前日予想時の人気の判断としてご利用ください。
「>」が付いている場合は、今回が昇級戦ということになります。今回のレースと同条件の場合は前には何も付きません。ただし、この数値の特性上、一番信頼できるのは同条件、すなわち何も付いていない場合です。他の場合は参考程度に評価して下さい。それから、休み明けや、休み明け2戦目のような場合も特別の考慮はしてませんので、休み明けの場合は割り引きを、2戦目の場合は上積みを考慮して下さい。100を平均として、最大でも140程度です。
実は、ZIだけでも予想は可能で、これがかなりレース結果に結びつくのですが、ZIは、あくまでも前走だけを評価しているということを忘れないで下さい。ZIの使い方として正しいのは、自分がまったく必要ないと思ったり、あるいはまったく人気がないのにZIが高い馬は、どこか見逃している要素が必ずあるということです。レース後、予想外の馬に好走されてしまった場合など、ZIが高いことが良く有ります。
これまでの経験則から判断すると、ZIが一番高い馬が同条件の場合の連対率はかなり高く、特に2番目の馬より5以上高い場合は、特別な理由(休み明けや、今回芝戦なのに前走がダート戦、あるいは距離が全然違う場合等)がない限り、かなり信頼できます。2番目の数値の馬と1点で決る場合もありますが、相手は広く見た方が良いようです。ただし、ZIの最高値が115以下の場合は混戦と言えますので注意して下さい。基本的には、古馬のレースと、未勝利戦に強いようです。ということですが、上にも書きましたように、あくまでも前走だけの数値ですから、これだけで勝負するようなことは避けて下さい。
それから、ZIは、限定レースを考慮していませんので、九州産馬限定とか抽選馬限定、あるいは牝馬限定とかで、前走のレベルが明らかに低い場合は、割り引いて考えて下さい。
ZIは、前走が地方競馬でのレースの場合は計算されません。
補正タイム(スピード指数)等の指数が基本的に走破タイムをメインにして導き出すのに対し、ZIの算出には走破タイムは一切使用しておらず、その他のファクターから指数化しています。ですから、この2つの指数は補完しあう意味があります。もちろん両方の指数が高ければ好走する可能性もかなり高く、指数がレース結果に直結する傾向が強いのですが、その分人気になる可能性も高くなっています。使い方としては、前述のように人気の予想や、または補正タイム等と合わせて使用し、信頼できる軸馬を選ぶような用途に適しています。
ZI指数の活用法
ZI指数の僕なりの活用法について、YouTubeで詳しく解説しました。
再生ボタンをクリックしてご覧ください。
ZI指数の活用法のまとめ
僕個人としては、「3P」馬を買う際の取捨をする時にしか使っていませんが、コンピ指数と同じような感じで、人気の代用とするのが一般的な使い方じゃないかと思います。
「コンピ指数」は多くの人が使っていますが、ZI指数はそれほど利用者も多くないので、深く研究すれば「コンピ指数」以上の成果が出るかも知れません。