【重賞レース解説】をしたレースの結果と、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、「逆馬」「地力馬」と個人的に気になった馬をピックアップします。
⇒ 2014年有馬記念レース映像はこちら
*レース映像は、新馬戦と特別レースに限ってJRAホームページのレース結果のページから無料で見ることができます。
⇒ 2014年有馬記念全周パトロールビデオはこちら
*重賞レースに限っては、パトロールビデオとして正面からの映像を見ることができます。
下の一覧表の右端の3つの印【印/C/直】は、「栄光の競馬新聞」のオリジナル表記【レースの有利不利/コーナー部コース/最後の直線部コース】と同じです。
*この表記の意味については、⇒ こちらのPDFをご参照ください。
10着までが0.4秒差で、最下位の16着までが1.1秒差と僅差での決着になったのは、超スローで残り3ハロンの上がり勝負になったから。先行有利の瞬発力レース。
4枠7番ラストインパクト「個人的注目馬」
超スローの上がり勝負になっては、4角10番手ではサスガに分が悪い。それでも0.2秒差まで詰めているあたりが、この馬の成長を感じさせる。来年注目!
ここまでの超スローになるとは思いもよりませんでした(苦笑) 競馬予想TVの予想陣が、全員ジェンティルドンナが無印だったのを後になってYouTubeで知りました。
僕も彼らと全く同じ見解でした。
ジェンティルドンナ、及び、関係者の皆様、御免なさいm(_ _)m
それと、あともう一つ。
今後もクラシック級の3歳馬には注意が必要ということを改めて感じました。それは、今年は結果的に馬券にはならなかったジャパンCにも同じことが言えます。
【クラシック級の3歳馬が、秋2戦目に天皇賞(秋)、秋3戦目にジャパンC,有馬記念に使ってきたら買い!】
あと、ラストインパクト以外にも、多くの馬にコメントを残したので、参考までに書いておきます。(このレースが引退の馬は除く)
トゥザワールド
世代3強の内1頭が菊花賞から間隔を取って秋3戦目。菊花賞での凡走が逆に功を奏してフレッシュな状態でここに出走できたのが良かったんじゃないかと思う。
ゴールドシップ
フツーのスタートからおっつけることなく中団のポジションが取れたのには驚いた。岩田騎手のコメントにもあるように、結果的に中団に控えて仕掛けが遅れたことが敗因。とは言え、33秒台の上がりが必要なほどの瞬発力戦でも僅差の3着は、どんなレースになっても中山は走るということを強く印象付けられた。
エピファネイア
絶好のポジションから圧勝するかと思ったけど案外な結果。もっとペースが上がらないとダメだということか?非常に難しい馬。
ラキシス
ディープインパクト産駒らしい頭が低い走法だけに、基本的には中山は合わないと思うけど、先行したとは言え6着は立派。2000mを超える距離での牝馬戦では馬券から外せない。
デニムアンドルビー
超スローの上がり勝負になっては、4角12番手ではサスガに分が悪い。牝馬でありながら古馬の王道レースを使った経験が来年活きるのでは?
フェノーメノ
4コーナーでゴチャ付いたし、超スローの瞬発力勝負も分が悪い。相変わらずのパドック気配からも、来年どこかで復活すると思う。
ワンアンドオンリー
4コーナーから直線でゴチャツキに巻き込まれて追わずにゴールも4コーナーの時点で脚は無かったように思う。秋3戦が厳しい競馬が続いて4戦目となるとサスガに厳しかったか。立て直して欲しい。