【重賞レース解説】をしたレースの結果と、【アナログ予想講座】逆馬を探せ!的なレースの見方をして、「逆馬」「地力馬」と個人的に気になった馬をピックアップします。
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*レース映像は、新馬戦と特別レースに限ってJRAホームページのレース結果のページから無料で見ることができます。
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下の一覧表の右端の3つの印【印/C/直】は、「栄光の競馬新聞」のオリジナル表記【レースの有利不利/コーナー部コース/最後の直線部コース】と同じです。
*この表記の意味については、⇒ こちらのPDFをご参照ください。
スローペースも3コーナー手前の残り800mから一気にペースが上がって長く脚を使う流れになって地力が問われるレースになった。とは言え、この日は内優勢の馬場だったことも事実で、外を回した馬は少々厳しかったハズ。力勝負気味のUSとジャッジしておく。
6枠8番カミノタサハラ「逆馬」
力勝負気味のUSを残り800mから仕掛けて追い通しで外を回して勝ち切ったのは、着差以上に強い競馬。パドックでカタメの歩様をする馬で、中山コースが合っていると思うけど、それにしてもこのレースは強かった。今よりも馬場がフラットになるであろう皐月賞はこの馬にとってはプラスで、現時点で皐月賞の最有力馬でしょう。
3枠3番コディーノ「個人的注目馬」
内枠から内をロスなく乗られたが、前走の反省からかあまりにもジっとし過ぎたことで直線でちょっと窮屈な競馬になった。ただ、あれだけジっとしていれば各馬よりも脚が溜まっていたハズも意外とキレる脚が使えなかったのは急坂が合わないからかも知れない。直線平坦コースが良いのかも?
8枠12番エピファネイア「逆馬」
大外枠から外々を回したロスが最後の最後で堪えたと思われる。それでいて0.1秒差なら全く悲観する内容ではなく、個人的には勝ち馬に次ぐ評価をしてあげたい。
5枠6番キズナ「逆馬」
4コーナーで内に進路を取ったことが結果的に脚を余す原因になってしまった。4コーナーで勝ち馬の直後に進路をとって勝ち馬の外から追い比べをしていれば突き抜けていたかもしれない。やはり長く脚を使う競馬になると能力全開になるようで、次走、毎日杯に出走するなら有力。
6枠7番ヘミングウェイ「個人的注目馬」
好馬体が魅力。後方ポツン2番手からよく差してきた。力ある。
7枠10番ダービーフィズ「個人的注目馬」
ロスがあまりにも大きすぎた。差せるレースになれば巻き返しは可能。
カミノタサハラが非常に強い競馬をしてクラシックの出走権を得ました(嬉) 皐月賞は1番人気になるのでしょうか?すでに今から気になります(笑)
ミヤジタイガがあんなに人気しないのが逆に不思議でした(前日段階では最下位人気)。カミノタサハラがあんなに強い競馬をしなければ、単勝万馬券をGETできてたのに・・・少しだけ残念。
コディーノが意外とキレなかったのは不満も、次走の皐月賞も負けて(できれば「逆馬」で)、「距離が持たない」「早熟」といった評価をされたあと、人気を下げてダービーという感じになりそうなのは、馬券を買う側としては良かったのかも?
今年の弥生賞はレベルの高い一戦だったように感じたので、今年の牡馬クラシックは、弥生賞出走馬が幅を利かせそうな気がしてます。