これでほぼ、皐月賞に向けてのトライアルレースが終了しました。
(まだ毎日杯が残ってるけど、あのレースはどちらかと言うと、NHKマイル~日本ダービーに合ってるレースなので。)
枠順とか、出走メンバーによって予想は変わると思いますけど、今の中山の馬場傾向を考えると、今年の皐月賞は、番付の上位馬同士での決着になるんじゃないかと思います。
では、スプリングSのレース回顧と次走以降の注目馬です。
スプリングSのレース回顧
内外フラットな馬場で、前後半で3.3秒も後半が速くなったかなりのスローペースで流れて前有利に。
スプリングSの次走以降の注目馬
キタサンブラック
スローペースを内枠から楽に先行した順馬での勝利。非常に大きなフットワークの馬なので、キレ脚勝負よりもこういう競馬が合ってる。スローペースでもハイペースでも先行して残せる馬だけに、こういう競馬を続けていれば大きく崩れることはないんじゃないかと思う。
リアルスティール
スローペースで前が残す流れを、4角7番手から上がり最速タイで差してタイム差無しの2着は、巷の評価通り最も強い競馬をしたと言って良い。これまでよりも脚の回転が上がってるように思ったので、小回りコース適性も十分で、このレースよりもペースが上がる皐月賞はフツーに走るんじゃないかと思う。
ダノンプラチナ
休養明け初戦でもキッチリ3着を確保するあたり能力はサスガ。距離が伸びてどうかも、だからと言って皐月賞で馬券からハズすなんて出来ない。
編集後記
4着以下の馬についても少々。
4着のベルーフは、ハービンジャー産駒だけに、内で器用な競馬をするよりも、外から大味な競馬をする方が、より良い結果が出るように思う。そういう意味では、内で器用な競馬をしながら0.3秒差4着は、全く悲観する内容ではない。
6着のブラックバゴは、4角10番手では厳しい競馬になった。それでも0.5秒差は、全く悲観する内容ではない。
7着のミュゼスルタンは、4角10番手では厳しい競馬になった。それでも、長期休養明け初戦で上がり最速タイで差して0.5秒差は、全く悲観する内容ではない。